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☆カートゥーンアニメの不思議な世界☆

     ~ 古き良きカートゥーンアニメの世界を研究するブログ ~

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円と丸い形から作るキャラクター 「犬」 その1

E012-D1-4UP.png

アメリカのアニメ史を語る上で外せないアニメーター、プレストン・ブレア氏(Preston Blair) の執筆した本を参考に、PCでキャラクターを描いてみました。ブレア氏はディズニーのアニメ、ピノキオやファンタジアの制作にも関わったアメリカの著名なアニメーターの一人です。
1930年代からディズニーやMGMなど多数のアニメ制作に従事し1994年に他界していますが、この本は[Cartoon Animation]というタイトルで現在も発売されており、カートゥーンアニメを制作する人には欠かせない一冊だと思います。
洋書のため解説は英語表記です。今のところ(たぶん今後も)私は英文の読解力が乏しいので単語を拾い読みしながらイラストを見て「この章ではこんなことを言っているんだろうなぁ」程度に理解して読み進めています。ページによっては絵しか見てない…というか、それでも十分に伝わってくるものがあるのでめんどくさがりの私にとっては最適の教科書です。

 

さてさて、冒頭の目次やら挨拶らしきページをすっ飛ばして第1章をパラっと見てみると、カートゥーンのキャラクターデザインの基本構成とはなんぞや?と言わんばかりのイラストがずらっと並んでいます。

このページを見るとカートゥーンのキャラクターデザインの基本構成は円形の組み合わせで成り立っていることが分かります。
 

動物アニメに出てくる犬はこんなかんじ ↓ ↓ ↓ 
 

E012-D1-1UP.png

土台となる体の部分、胴体・足・頭を円形で描き、考えているポーズに合わせて配置します。


E012-D1-2UP.png

配置した円形を線でつなぎ、おおざっぱに輪郭線を描きます。


E012-D1-3UP.png

頭部・顔面の細かい部分の配置を決めます。


E012-D1-4UP.png

輪郭線に毛並みやシワを付け足し、顔面の目・口・鼻などを描き込み、明暗の色分けをして出来あがり。

 

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プロフィール

 
【ニックネーム】
Genie
 
【年齢】
47
 
【性別】
男性
 
【誕生日】
1977/07/01
 
【職業】
会社員
 
【趣味】
オリジナルのアニメを作ること
 
【自己紹介】
みなさん、はじめまして。
私は主に1960年以前のアメリカン・アニメーションを研究しています。
今では使われなくなったセル画方式の古き良き作品に手作りの温かみと魅力を感じます。
現代ではリアル感を演出するためCGアニメーションの技術がアニメ業界でも普及しており、セル画のアニメーションはほぼ絶滅という非常に残念な状況になっています。
ディズニーアニメやピクサーのCGアニメーションも好きですが、子供の頃に見たカートゥーンアニメを専門チャンネル以外で見られなくなった今こそ、限りなくセル画に近いカートゥーンアニメを再現したい、そんな思いで日夜研究と制作に励んでいます。
 

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