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☆カートゥーンアニメの不思議な世界☆

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かわいいキャラクターの特徴 「CUTE PUP」 その1

引き続きカートゥーンキャラクターに出てくるかわいいキャラクターの描き方を考察してみます。

[Cartoon Animation] 第1章 32ページからTHE CUTE CHARACTERというタイトルで【かわいいキャラクター】の特徴を示しているイラストが載っています。 しかし、残念なことに私の読解力では全く消化できませんでした。習うより慣れろということで、大体の意味がわかったところを記事の最後に記しておきます。


今回は【かわいいキャラクター】の特徴を取り入れた犬を描きました。36ページ CUTE PUP というタイトルのキャラクターです。CUTE PUP ・・・ "かわいいわんちゃん" というニュアンスでしょうか。
ここで言う "かわいい" は、カートゥーンアニメのキャラクターにおける "かわいい" です。設定している条件が限定されているので今回の条件にあてはまらない "かわいいキャラクター"の描き方は別の記事で考察する予定。


E036a-CUTE_PUP-3.png

①カートゥーンのキャラクターを描く時のお約束ということで、まずは顔と体の大きさ・バランス・位置を決めながら円を描きます。今回の見本となる犬の体は横向き。顔の表情(視線など)は顎を引き気味に左に寄せています。顔のパーツは目と鼻の位置を大まかに決めて後から細かい肉付けをして、柄は顔のパーツのバランスを見ながら形や大きさを決めた方が良さそうです。

E036a-CUTE_PUP-2.png

②キャラクターの大きさを考えながら足の長さ・大きさ・向きを決めて描きます。頬・口もと・舌・鼻・耳のバランスに気をつけて①で描いた顔の向きに沿って細かいパーツを肉付けしていきます。

E036a-CUTE_PUP-3.png


③尻尾・毛並み・鼻の反射など仕上げの段階で足りていないパーツを足してラフな線を消した後に輪郭線を綺麗にしていきます。最後に柄や陰影の塗り分けをしたら完成。
 
以下、今回のまとめ

かわいいキャラクターを描く時のポイント 
(32ページの説明書き…訳せなかった部分・意味不明・誤訳あり)

・"かわいさ"の基本は赤ちゃんのプロポーションと "はにかむ" または "澄ました" 表情

・頭と体を直接つなげる、または間隔を短くする

・体は長い洋ナシの形

・おしりは足と体にフィットして突き出ている

・頭は体よりも大きい

・額の位置が高い(重要)

・目は頭より低く離れて、広くて大きい

・鼻と口は常に小さい

・腕は短く、指はとても小さい

・ふくらんだお腹

・足は短く太っている


ここからは私が付け足した、または強調したいポイント

1.完成したポーズをイメージして土台となる円を描く
(顔の向きをXYZの軸で決めておく)

2.目と口(口角)で大体の表情が決まる。
顔の向きにあったパーツの配置をする。

3.顔は斜め、体は反らせると澄ました雰囲気がでる


32ページと重複する点もあり、逆にまだ把握してない点もあると思います。たぶん、これは私の経験的な問題かと。【体は長い洋ナシの形】というのは日本のキャラクターには見られない特徴だと思います。




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1977/07/01
 
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【趣味】
オリジナルのアニメを作ること
 
【自己紹介】
みなさん、はじめまして。
私は主に1960年以前のアメリカン・アニメーションを研究しています。
今では使われなくなったセル画方式の古き良き作品に手作りの温かみと魅力を感じます。
現代ではリアル感を演出するためCGアニメーションの技術がアニメ業界でも普及しており、セル画のアニメーションはほぼ絶滅という非常に残念な状況になっています。
ディズニーアニメやピクサーのCGアニメーションも好きですが、子供の頃に見たカートゥーンアニメを専門チャンネル以外で見られなくなった今こそ、限りなくセル画に近いカートゥーンアニメを再現したい、そんな思いで日夜研究と制作に励んでいます。
 

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